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信濃屋@多治見

住所 岐阜県多治見市上野町3-46
TEL 0572-22-1984
営業時間 11:30-(品切れ終了2:00-3:00)
定休日 日、月、火曜
開店日
店のHP
アクセスmapion

2007年3月14日

支那そば800円


え、まだ行ったことなかったの? と問われるのもいささか恥ずかしいぐらいの、この地方での麺分野においては全国的に名の通った名店。
僕もラーメン巡りをする以前から、たしかTV東京の番組かなにかで、週3日仕込みをして4日しか店を開けない店、として紹介されていたのを見て、ずっと気になっていた。
その時のイメージから、勝手に街外れの山の中にでもあるような気でいたのだが、実際は多治見駅から歩いても10分たらずの線路に近い街並みにある。
その佇まいはさすがの風格で、中に入っても予想以上の狭さ、素朴さに圧倒される。
おずおずと、香露かけうどんと支那そばを注文。
2杯以上注文する際には、小サイズの注文も可能なようだが、せっかくここまで来たのだからという気持ちで、連食だったがフルサイズにする。
先にきた香露かけのつゆの、ある種フルーティーともいえる上品な甘みと、未体験の食感の麺に魅了されてあっという間にかき込んでしまうと、やがて支那そばが運ばれてくる。
つゆは同じもので、そこに自家製のラードを加えているというが、ほとんど動物っぽさは感じられない。
なんといっても特徴は、幅広の平べったい麺であろう。
写真等からは、フェットチーネのようなもう少しもちっとした感じの麺を予想していたのだが、かなりの手強い麺だ。表現は悪いが、乾麺が戻りきっていないかのような硬さを感じた。
具はネギ以外一切入っていないので、ひたすらピロピロと平べったい麺をすする。
これがラーメンであるという感覚はまったく襲ってこないが、なにか得難いものを食べたような気になる。
個人的には、今回の訪問では香露かけのうまさの方に魅了されたが、合わせて1400円は結構な値段だね。
ただ、この現代となっては得難い雰囲気、素朴な接客(ひとりひとり、一杯一杯、味の確認をして廻ってくれる)等、含めて考えれば、価値も妥当なものになってくる。
未食の方は一度食べておくに越したことはない。

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